UWSCで実行中のスクリプト ファイル名を取得する方法 getid
概要とコード
UWSCのちょっとした小ネタです。
UWSCで現在実行中のスクリプトファイル名を取得する方法に関してです。
id = GETID(GET_THISUWSC_WIN)
msgbox(id)
msgbox(status(id, ST_TITLE))
コードの説明
id = GETID(GET_THISUWSC_WIN)
こちらで、現在実行中のUWSCのウィンドウIDを取得します。
戻値 = GETID(タイトル, [クラス名, 待ち時間秒, MDI子タイトル] )
タイトルは文字の通り、ウィンドウのタイトルを入れるのですが、特殊な指定方法があり、今回の「GET_THISUWSC_WIN」はUWSC自信を示します。
他の特殊な指定方法は下記となります。
- GETID(GET_ACTIVE_WIN) → アクティブウィンドウ
- GETID(GET_BALLOON_WIN) → 吹き出しようのウィンドウ(GET_FUKIDASI_WINと同じ)
- GETID(GET_FROMPOINT_OBJ) → マウスカーソル下のオブジェクト
- GETID(GET_FORM_WIN) → フォーム画面ウィンドウ
- GETID(GET_FORM_WIN2) → フォーム画面ウィンドウ2
- GETID(GET_FUKIDASI_WIN) → 吹き出しようのウィンドウ(GET_BALLOON_WINと同じ)
- GETID(GET_LOGPRINT_WIN) → ログ表示用のウィンドウ
- GETID(GET_SCHEDULE_WIN) → スケジュール”指定Windowが現れた時”でキャッチしたウィンドウ
- GETID(GET_THISUWSC_WIN) → UWSC自身
msgbox(id)
こちらで、取得したUWSCのウィンドウIDを表示します。
msgbox(status(id, ST_TITLE))
こちらで、取得したUWSCのウィンドウIDのタイトル名を表示します。
UWSCの場合、タイトル名がスクリプトファイル名なので、これで取得できます。
戻値 = STATUS(ウィンドウのID, 取得する情報)
取得する情報は下記となります。
- ST_TITLE → タイトルを返す
- ST_CLASS → クラス名を返す
- ST_X → X座標を返す
- ST_Y → Y座標を返す
- ST_WIDTH → 幅を返す
- ST_HEIGHT → 高さを返す
- ST_CLX → クライアント領域のX座標を返す
- ST_CLY → クライアント領域のY座標を返す
- ST_CLWIDTH → クライアント領域の幅を返す
- ST_CLHEIGHT → クライアント領域の高さを返す
- ST_PARENT → 親ウィンドウのIDを返す、無ければ-1
- ST_ICON → アイコン状態であればTrue、それ以外はFalse
- ST_VISIBLE → 通常の表示状態であればTrue、それ以外はFalse
- ST_ACTIVE → アクティブ状態であればTrue、それ以外はFalse
- ST_BUSY → ビジー状態であればTrue、それ以外はFalse
- ST_PATH → EXEのパスを返す
- ST_PROCESS → プロセスIDを返す
- ST_WIN64 → 64bitアプリであればTrue、それ以外はFalse
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