Microsoft Office 格安品は購入してもいいの?
はじめに
時々ですが、Microsoft Officeの格安品を購入しても良いか聞かれることがあります。基本的にはこの記事に記載しているようなことを伝えて、購入を勧めてはいません。
購入は、マイクロソフトから直接、またはマイクロソフトの日本国内の代理店での購入をお勧めしています。マイクロソフトの日本国内の代理店は、マイクロソフトで公開されているので、ページ最後に紹介します。
Microsoft Officeの格安品とは
Microsoft Officeの格安品とは、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどECモールで販売されている、非常に安いMicrosoft Officeとなっています。このMicrosoft Officeがどのようなバージョンや種類かきちんと記載されているものと記載されていないものがありますが、「Office Professional Plus」、「Office 2021 Professional Plus」、「Office 2019 Professional Plus」となります。
Office Professional Plusとは
Office Professional Plusとは、いわゆる従来の「買い切り型」ライセンスの商品です。通常は、購入時に一括でライセンス料を支払うことになります。一度購入したライセンスはずっと持っておくことが可能です (永続型ライセンス)。
Office Professional Plusは、PC 1 台に対して 1 ライセンスが必要 (デバイスライセンス) です。
Office Professional Plusは、企業向けの商品で一般消費者向けには販売されていません。このOfficeのライセンス自体が売られているのものは、企業向けに購入したライセンスをまとめて購入した、ボリュームライセンス(VL)と呼ばれているものの切り売りとなっております。
ライセンスに関して
Office Professional Plusは、先に記載した通り、企業向けのライセンスとなっており、具体的には、ライセンスを所有している企業に所属しているものが使用できるようなライセンスとなっております。
学校に関して
企業は学校も含まれており、Office Professional Plusのライセンスを学生に配布している学校もあります。ただし、卒業後には使用できなくなったり、アンインストールするように指示をされます。
ライセンス保有は学校となるため、卒業生のライセンスを止めたりなども行ったりします。(ライセンス数の上限もあります。)
販売されているライセンスに関して
この企業向けのライセンスを企業に所属していないところに販売しているため、例えば、先の学校の例に挙げましたが、企業がライセンスを止めたり、企業が購入数のライセンス数が足りなくなると、初回からライセンスが通らない場合や、急に使用できなくなる場合もあります。
また、マイクロソフトと企業との契約が、企業に所属するものとなっていますので、その企業が、Office Professional Plusのライセンスを個人のユーザーに販売している等になった場合は、ライセンス自体を止められたり変更されたりする可能性があります。なお、この記事自体は、ヴォリュームライセンスに関する法律が制定されたEU圏を除く。
公式の注意喚起ページ
公式も不正なライセンスのものを購入しないように注意喚起をしています。
マイクロソフト正規品販売店
マイクロソフト正規品に関しては、マイクロソフトの代理店か、マイクロソフトが認めている正規品を販売している企業となります。
マイクロソフト公式
Amazon
Amazon、ただし、「出荷元:Amazon.co.jp」、「販売元:Amazon.co.jp」、「カスタマーサービス:Amazon.co.jp」になっていること。ただし、「Amazon.co.jp」は「Amazon.com Sales, Inc.」の場合もあり。
楽天 スーパーDEAL SHOP
楽天 Joshin web
トレテク ダウンロードストア ヤフー店
家電量販店
家電量販店のエディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラでは正規品が購入できます。
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