難読地名 兵庫県加古郡稲美町 (いなみちょう)
兵庫県加古郡稲美町(いなみちょう)は、兵庫県南部にある、田園風景がきれいな街です。また、全国屈指のため池の多い地域として、冬には多くの渡り鳥も訪れ野鳥撮影は兵庫県外からも多くの人が訪れる地域となっております。そんな稲美町より難読地名を記載します。
印南
【正解】 いんなみ
万葉集の中には、「印南野」、「印南野原」、「いなみ」の名を読み込んだものが13首あるので、結構古い地名みたいです。ちなみに、稲美町自体は、昭和 30 年に加古村(かこむら)、母里村(もりむら)、天満村(てんまむら)が合併し、この万葉集の地名から来ています。
このエリアのため池は、冬場に鴨類の渡り鳥が多く訪れ、チョウゲンボウなどの猛禽類の渡り鳥もいるエリアになります。
六文一
【正解】 ろくぶいち
六文一の地名の由来はいろいろあるそうですが、地域分離の際についた由来か、地域の特産を締めた割合など全国的にも似た地名の由来の地域が多いようですが、六文一の正確な由来は調べてもわかりませんでした。
現在の六分一は、非常に大きな、天満大池があります。この記事を記載している2024年現在、この天満大池の上を通す天満大池バイパスの工事中のために、冬場にかつてのような、鴨類などの渡り鳥は訪れなくなっています。この地域では珍しい雁類(ガン)とかも来たような貴重なところだったのですが、町の発展のため、仕方がないですよね。
幸竹
【正解】 こうたけ
個人的には、この地域は主要幹線からも外れており、渡り鳥もあまり来ない地域のため、ほとんどいかない地域です。近くにアクアリウムショップのアクアモンスターがあるので、訪れた際には、通り過ぎる地域です。
1639年に太平衛弟平左衛門が幸竹の開墾を始め。1642年に幸竹池が作られ。1657年に村名が幸竹と定められた。
幸竹池は、上のGoogleマップには表示されていませんが、幸竹エリアの真ん中の東側にある池です。
蛸草
【正解】 たこくさ
644年に藤原弥吉四郎ら蛸草村に耕作を始めるとあるので、飛鳥自体からある地名なので、かなり古い地名です。田園地帯が広がり、ケリの繁殖地域でもあり、冬場は数多くの渡り鳥が餌をもとめてこの田園も訪れます。
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