クラシック版Outlookで、メール本文やニュースレター、署名に入れた画像が表示されない不具合について、Microsoftが公式に案内しています。
対象は、classic Outlook の Version 2604 Build 19929.20164 以降です。画像が表示されず、赤い×が出たり、「リンクされた画像を表示できません」といったエラーが出る場合があります。
本記事では、2026年5月時点のMicrosoft公式情報をもとに、対象環境、確認ポイント、返信・転送時の注意点、暫定回避策を整理します。
結論:classic Outlookの既知不具合として確認し、返信・転送前に注意したい
先に結論を整理します。
- 今回の問題は、classic Outlook向けにMicrosoftが案内している既知の不具合
- 対象は Version 2604 Build 19929.20164 以降
- メール本文、ニュースレター、署名画像が表示されないことがある
- 赤い×やリンク画像エラーが出る場合がある
- 元メールの画像は修正後に戻る見込みと説明されている
- ただし、返信・転送したメールでは画像が含まれず、欠落する可能性がある
- Microsoftは暫定回避として、画像の折り返し設定で「Top and Bottom」を避けるよう案内している
特に、画像入り署名や画像を含む業務メールを返信・転送する場合は、表示不具合だけでなく、送信後の内容欠落にも注意が必要です。
対象はクラシック版Outlook
今回Microsoftが案内しているのは、classic Outlook で発生する画像表示不具合です。
「Outlook全体で画像が表示されない」と広げて理解するのではなく、まずは自分が使っているOutlookがclassic Outlookかどうかを確認してください。
発生対象は Version 2604 Build 19929.20164 以降
Microsoft公式サポートでは、この不具合は Version 2604 Build 19929.20164+ で発生すると説明されています。
Outlookの更新後に、メール画像や署名画像が突然表示されなくなった場合は、まず現在のバージョンとビルド番号を確認してください。
確認されている主な症状
Microsoft公式情報では、次のような症状が案内されています。
- メール内の画像が表示されない
- ニュースレター内の画像が表示されない
- 署名に入れた画像が表示されない
- 画像部分に赤い×が表示される
- リンク画像エラーが出る場合がある
すべての環境で同じ見え方になるとは限りませんが、更新後に画像表示だけがおかしくなった場合は、今回の既知不具合に該当する可能性があります。
表示されることがあるエラーメッセージ
Microsoft公式記事では、画像上に次のようなエラーが表示される場合があると案内されています。
The linked image cannot be displayed.
ただし、Microsoftは「すべてのケースでエラーが出るわけではない」と説明しています。画像が単に空白に見える場合でも、今回の不具合に含まれる可能性があります。
返信・転送では画像が欠落する可能性がある
今回の不具合で特に注意したいのが、返信・転送時の影響です。
Microsoftは、元のメッセージ内の画像は修正後に正常表示へ戻る見込みと説明しています。一方で、画像が表示されていない状態のメッセージを返信または転送すると、画像が本文に含まれず、その返信・転送メールでは画像が恒久的に欠落する可能性がある と案内しています。
画像を含む重要なメールを扱っている場合は、表示がおかしい状態で安易に返信・転送せず、送信前に内容確認を行う方が安全です。
Microsoft公式が示す確認方法
Microsoft公式記事では、メールのソースを確認し、今回の不具合に該当する構造かを見る手順が案内されています。
- classic Outlookで対象メールを開く
- リボンから「移動」→「アクション」→「その他のアクション」→「ソースの表示」を開く
- メールソース内で
cidを検索する - 画像要素と、折り返し設定に関する記述を確認する
公式記事では、画像のソースが cid: を使っており、さらに画像の折り返し設定に topAndBottom が含まれる例が紹介されています。
一般利用者が毎回ソースを確認する必要はありませんが、「今回の既知不具合に該当するかを調べたい場合の確認材料」として把握しておくとよいです。
暫定回避策:Wrap Text の Top and Bottom を避ける
Microsoft公式サポートでは、暫定回避策として、画像の折り返し設定で Wrap Text with Top and Bottom を避けるよう案内しています。
メール本文や署名テンプレートを自分で作成している場合、画像のレイアウト設定に「上下」系の折り返しを使っていないか確認する価値があります。
一方、受信したメールの表示側で起きている場合は、受信者側で完全に回避できないケースもあります。送信元の作成方法や、今後のOutlook修正待ちになる可能性があります。
MicrosoftのStatusは Investigating
Microsoft公式サポートでは、2026年5月時点でStatusは INVESTIGATING とされています。
Outlook Team が修正を調査中で、追加情報があればサポート記事を更新すると説明されています。
記事公開後に修正済みへ変わる可能性があるため、後日Microsoft公式ページの更新が出た場合は、本文追記または更新判断が必要です。
Microsoft Q&Aでも類似報告が確認されている
Microsoft Q&Aでは、Build 19929.20164 適用後に署名画像が赤い×になるという報告や、Outlook上でExcelのスクリーンショットが表示されないという報告が出ています。
また、Microsoft担当者から、今回の問題は公式の Known Issue として追跡されており、Outlook Team が修正対応を進めている旨の案内も確認できます。
まず確認したいこと
classic Outlookで画像が表示されなくなった場合は、次の順で確認してください。
- 使っているOutlookがclassic Outlookか
- Version 2604 Build 19929.20164 以降か
- 表示されないのがメール画像、ニュースレター、署名画像か
- 赤い×やリンク画像エラーが出ているか
- 返信・転送前に、画像欠落の可能性を意識できているか
- Microsoft公式サポートでStatusが更新されていないか
特に業務メールでは、画像の有無が意味を持つ場面があります。表示不具合が出ている状態では、返信・転送前の確認を普段より慎重に行う方が安全です。
参考にした公式情報
本記事は、Microsoft Support の公式案内と、Microsoft Q&A上で確認できる類似報告をもとに整理しています。
- Images are not displayed in emails, newsletters, or signatures in classic Outlook
- Fixes or workarounds for recent issues in classic Outlook for Windows
関連して確認したい記事
WindowsやMicrosoft製品の最近の不具合情報を確認したい場合は、次の記事もあわせて確認できます。
まとめ
クラシック版Outlookでは、Version 2604 Build 19929.20164 以降で、メール本文や署名画像が表示されない既知の不具合が案内されています。
- 対象はclassic Outlook
- メール、ニュースレター、署名画像が表示されない場合がある
- 赤い×やリンク画像エラーが出るケースがある
- 返信・転送では画像が欠落する可能性がある
- 暫定回避として、Wrap Text with Top and Bottom を避ける案内がある
- 2026年5月時点ではStatusは Investigating
自分の設定ミスと決めつけず、Microsoftが確認している既知の不具合として切り分けてください。