メモ帳でPDF印刷をキャンセルすると終了する時の確認ポイント|Microsoft Print to PDF・保存前対策・暫定回避を整理

メモ帳からMicrosoft Print to PDFで印刷し、保存ダイアログのキャンセル操作でアプリが終了する不具合と保存前対策を図解したアイキャッチ画像

メモ帳から Microsoft Print to PDF を使ってPDF印刷しようとした際、ファイルの保存ダイアログでキャンセルを押すと、メモ帳アプリが異常終了する不具合について、Microsoftが公式に案内しています。

この不具合は、PDF印刷に失敗した際の処理で発生し、メモ帳が突然閉じる形で表れます。特に、編集中の内容を保存していない状態で発生すると影響が大きいため、PDF印刷前の保存が重要です。

本記事では、2026年5月20日時点のMicrosoft公式情報をもとに、起きる症状、原因、未保存データへの影響、暫定的な回避策を整理します。

結論:PDF印刷前にメモ帳の内容を保存し、保存ダイアログではキャンセルを避ける

現時点での実務的な対策は、次の2点です。

  • メモ帳から Microsoft Print to PDF を使う前に、編集内容を先に保存する
  • PDF保存ダイアログを開いた後は、できるだけキャンセルせずに処理を完了する

Microsoftは、保存ダイアログでキャンセルした場合にメモ帳が異常終了し、編集中だった未保存データは失われると案内しています。作業中のメモがある場合は、PDF印刷より先に通常保存を済ませてください。

何が起きる不具合なのか

Microsoft公式記事では、次の操作で不具合が発生すると説明されています。

  1. メモ帳アプリを開く
  2. Microsoft Print to PDF を選んで印刷を実行する
  3. PDFの保存先を指定するダイアログを表示する
  4. その保存ダイアログで「キャンセル」を押す
  5. メモ帳アプリがクラッシュして異常終了する

単にPDF出力を取りやめただけのつもりでも、メモ帳自体が閉じてしまうのが問題です。

原因は Microsoft.WindowsAppRuntime.1.7 の不具合

Microsoftによると、メモ帳アプリは印刷に失敗した際にエラーダイアログを表示しようとしますが、その処理で依存コンポーネントである Microsoft.WindowsAppRuntime.1.7 の不具合により例外が発生し、メモ帳が異常終了します。

つまり、利用者の操作ミスでメモ帳が閉じているのではなく、Microsoftが認識している不具合です。

未保存の編集内容は失われると案内されている

今回の公式案内では、異常終了時に編集中だった未保存のデータは失われると明記されています。

通常のメモ帳では、環境や設定によって前回のセッションが復元される場面もありますが、今回の不具合については、Microsoft公式の注意を優先し、未保存の内容は戻らない前提で扱うのが安全です。

暫定回避策は2つ

1. PDF印刷前にメモ帳の内容を保存する

最も重要なのは、PDF印刷前に編集中の内容を先に保存しておくことです。

  • 新規メモなら、先にテキストファイルとして保存する
  • 既存ファイルなら、上書き保存してからPDF印刷へ進む
  • 保存していない長文メモのままPDF印刷しない

キャンセル操作で不具合が出ても、元のテキストファイルが保存済みなら被害を抑えやすくなります。

2. 保存ダイアログではキャンセルしない

Microsoftは、暫定対処として、印刷時にキャンセルしないことも案内しています。

Microsoft Print to PDF を選んだ後にPDF保存を取りやめたくなった場合でも、現時点では保存ダイアログの「キャンセル」を安易に押さない方が安全です。作業中のメモを残したい場合は、まず編集内容を保存してから操作してください。

イベントログにはアプリケーションクラッシュが記録される

Microsoft公式記事では、この不具合が発生した際、アプリケーションイベントログにクラッシュ記録が残る例も掲載されています。

  • ログ名:Application
  • ソース:Application Error
  • イベント ID:1000
  • 障害モジュール例:Microsoft.UI.Input.dll

ただし、一般利用ではまずイベントビューアーを確認するより、PDF印刷前に保存する、キャンセルを避けるという暫定回避を優先した方が実用的です。

修正状況は「検討中」

Microsoft公式記事の最終更新日は2026年5月18日で、開発部門が問題を認識し、修正を検討していると説明されています。

現時点では、修正済みという案内は確認できません。今後、Microsoft公式記事が更新された場合は、修正状況や追加情報を確認する必要があります。

今回の不具合で確認したいこと

メモ帳からPDF印刷する予定がある場合は、次の順で確認してください。

  • メモ帳の内容を先に保存したか
  • Microsoft Print to PDF を使う必要があるか
  • 保存ダイアログでキャンセルしない操作ができるか
  • Microsoft公式情報に修正済みの追記がないか

特に、長文メモや一時的な作業メモをPDF化しようとしている場合は、印刷操作より先に保存を済ませておくのが安全です。

参考にした公式情報

本記事は、Microsoft Japan Windows Technology Support Blog の公式案内をもとに整理しています。

関連して確認したい記事

Windows 11の更新後に出ている不具合情報や、メモ帳アプリの基本的な変化を整理した記事もあわせて確認できます。

まとめ

メモ帳から Microsoft Print to PDF を使う際、保存ダイアログでキャンセルするとメモ帳が異常終了する不具合について、Microsoftが公式に案内しています。

  • 原因は Microsoft.WindowsAppRuntime.1.7 コンポーネントの不具合
  • 未保存の編集内容は失われると公式に案内されている
  • PDF印刷前に、メモ帳の内容を先に保存する
  • 保存ダイアログではキャンセル操作を避ける
  • 2026年5月18日時点では修正検討中

メモ帳を使ってPDF化する作業がある場合は、修正情報が出るまで、保存前提で慎重に操作するのが安全です。

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