Microsoftは2026年7月2日、Microsoft EdgeのStableチャネル向けに、バージョン150.0.4078.48を公開しました。
Edge 150では、Googleアカウントを使ったEdgeへのサインイン、macOS 12 Montereyのサポート終了に向けた案内、サイドバーアプリ一覧の廃止予定、Workspacesの新しい構成への移行などが含まれています。
セキュリティ面では、MicrosoftはChromiumプロジェクトの最新セキュリティ更新を取り込んだと案内しています。
まずはEdgeのバージョンを確認し、更新後にブラウザーを再起動してください。Googleアカウントのサインイン機能は段階的に提供されているため、Edge 150へ更新してもすぐに表示されない場合があります。
結論:Edgeを更新し、アカウントとOSの状態を確認する
- Edge Stable 150.0.4078.48は2026年7月2日に公開された
- 利用できる最新バージョンまで更新し、Edgeを再起動する
- Googleアカウントでのサインインは段階展開のため、全利用者に同時表示されるわけではない
- Microsoftアカウントが不要になったわけではない
- 個人用、仕事用、学校用のプロファイルを混同しない
- macOS 12 Montereyをサポートする最後のEdgeメジャーバージョンは150
- Edge 151以降はmacOS 13 Ventura以上が必要
- 会社や学校のPCでは、個人のGoogleアカウントを無断で追加しない
- 偽の更新通知ではなく、Edgeの公式更新画面から確認する

Edge 150の新機能を使うために、非公式サイトからインストーラーを探す必要はありません。Edgeの設定画面またはWindows Updateから、公式に提供される更新を確認してください。
Microsoft Edge 150の主な変更点
| 確認項目 | Edge 150での内容 |
|---|---|
| Stable版 | 150.0.4078.48 |
| 公開日 | 2026年7月2日 |
| Googleアカウント | Edgeへのサインインに対応。段階展開 |
| 対象OS | Googleアカウント機能はWindows・macOS向け |
| macOS 12 | Edge 150が最後の対応メジャーバージョン |
| Edge 151以降 | macOS 13 Ventura以上が必要 |
| サイドバー | サイドバーアプリ一覧を今後廃止予定 |
| Workspaces | V2アーキテクチャへ移行 |
| セキュリティ | Chromiumプロジェクトの最新セキュリティ更新を取り込み |
一部の報道では脆弱性修正の件数が紹介されていますが、MicrosoftのEdgeセキュリティ更新ページでは、Edge 150.0.4078.48について具体的な修正件数を示していません。
そのため、本記事では「Chromiumプロジェクトの最新セキュリティ更新を取り込んだ」というMicrosoft公式の表現に合わせています。
Edgeのバージョン確認と更新方法
1. Edgeのバージョン情報を開く
Microsoft Edgeを開き、右上の「設定など」から「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」を選択します。
アドレスバーへ次の文字列を入力しても、同じ画面を開けます。
edge://settings/help
2. 更新状態を確認する
バージョン情報画面を開くと、利用可能な更新が自動的に確認されます。
- 「Microsoft Edgeは最新の状態です」と表示されるか
- バージョンが150.0.4078.48以上になっているか
- より新しいバージョンが提供されている場合は、その最新版になっているか
- 再起動ボタンが表示されていないか
150.0.4078.48より新しいバージョンが表示されている場合、150.0.4078.48へ戻す必要はありません。利用できる最新バージョンを維持してください。
3. Edgeを再起動する
更新ファイルがダウンロードされていても、Edgeを再起動するまで新しいバージョンへ切り替わらない場合があります。
作業中の入力内容や開いているページを確認してから、画面の案内に従ってEdgeを再起動してください。
GoogleアカウントでEdgeへサインインできる
Edge 150では、Microsoftアカウントに加えて、Googleアカウントを使ってEdgeへサインインできる機能が追加されました。
対象はWindows版とmacOS版です。ただし、この機能は段階的に展開されているため、Edge 150へ更新済みでも、プロファイルメニューにGoogleアカウントの選択肢が表示されない場合があります。
表示されない場合でも、非公式の拡張機能、設定変更ツール、コマンドなどで強制的に有効化する必要はありません。Microsoftから正式に提供されるまで待ってください。
Microsoftアカウントが不要になったわけではない
Googleアカウントでサインインできるようになっても、MicrosoftアカウントによるEdgeへのサインインは引き続き利用できます。
Windowsへのサインイン、Microsoft 365、OneDrive、会社や学校のMicrosoft Entra IDアカウントなどが、Googleアカウントへ自動的に置き換わるわけではありません。
EdgeのプロファイルへGoogleアカウントを追加する前に、現在使用しているプロファイルが次のどれに該当するか確認してください。
- 個人用のMicrosoftアカウント
- 会社や学校のアカウント
- Microsoftアカウントへサインインしていないローカルプロファイル
- 新しく追加するGoogleアカウント
アカウント名が似ている場合や、同じメールアドレスを複数サービスで使っている場合は、保存されているデータを確認してから操作してください。
プロファイルと同期するデータを確認する
GoogleアカウントでEdgeへサインインした後は、「設定」→「プロファイル」を開き、どのプロファイルを使用しているか確認します。
同期画面に表示される項目について、必要なものだけが有効になっているか確認してください。
- お気に入り
- パスワード
- 閲覧履歴
- 開いているタブ
- 拡張機能
- ブラウザー設定
- 自動入力情報
表示される同期項目や利用可能な機能は、アカウント、端末、組織の管理設定、段階展開の状況によって異なる可能性があります。
既存のMicrosoftアカウント側に保存されているお気に入りやパスワードが、新しいGoogleアカウントのプロファイルへ自動的に統合されると考えず、プロファイルごとに内容を確認してください。
会社や学校のPCでは個人アカウントを追加しない
会社や学校から貸与されているPCでは、個人のGoogleアカウントを利用者判断でEdgeへ追加しないでください。
組織によっては、閲覧履歴、パスワード、業務サイト、お気に入り、拡張機能などの同期や保存先についてルールが設けられています。
管理者は、Edge 150から利用できる「NonMicrosoftAccountSignInEnabled」ポリシーで、GoogleアカウントなどMicrosoft以外のアカウントによるサインインを制御できます。
- ポリシーを有効化または未設定:機能が提供されている場合は利用可能
- ポリシーを無効化:Microsoft以外のアカウントによるサインインを非表示・無効化
- Microsoftアカウントによるサインインは引き続き利用可能
会社や学校のPCでGoogleアカウントのボタンが表示されない場合、故障や更新失敗とは限りません。管理ポリシーで無効化されている可能性があるため、管理者へ確認してください。
macOS 12 MontereyはEdge 150が最後の対応版
Microsoftは、Edge 150をmacOS 12 Montereyに対応する最後のメジャーバージョンとしています。
Edge 151以降を利用するには、macOS 13 Ventura以上が必要です。
Edge 150をインストールした直後にmacOS 12でEdgeが使えなくなるという意味ではありません。ただし、Edge 151以降へ更新できないため、今後のブラウザー更新を継続するには対応が必要です。
- 使用中のMacがmacOS 13以降へ更新できるか確認する
- 業務ソフトや周辺機器が新しいmacOSへ対応しているか確認する
- 更新前にTime Machineなどでバックアップする
- 会社管理のMacでは管理者の案内を待つ
- macOSを更新できない場合は、今後のブラウザー利用方針を確認する
OS要件を回避する非公式なパッチや、出所不明のEdgeインストーラーは使用しないでください。
サイドバーアプリ一覧は今後廃止される予定
Microsoftは、Edgeのサイドバーアプリ一覧を今後廃止すると案内しています。
- サイドバーへ新しいアプリを追加できなくなる
- 現在アプリタワーへ固定されているアプリは、今後の更新で削除される
- サイドバーアプリ関連のポリシーはサポートされなくなる
- 設定済みのサイドバーアプリポリシーは適用されなくなる
廃止対象として案内されているのはサイドバーのアプリ一覧です。Edgeのサイドバーに関係するすべての機能が同時に廃止されると断定しないでください。
サイドバーへ業務システムやWebアプリを固定している場合は、通常のお気に入り、ショートカット、スタートメニュー、社内ポータルなど、代替の起動方法を準備してください。
WorkspacesはV2アーキテクチャへ移行する
Edge Workspacesは、保存したタブのグループを管理する機能です。Edge 150では、新しいV2アーキテクチャへの段階的な移行が続いています。
- 保存済みWorkspacesのデータをOneDrive・SharePointからEdge Syncサービスへ移行
- Workspacesの共同作業・共有機能を削除
- 同期をポリシーで無効化している組織でも、既存のV1データは新しい構成へ移行
- 移行後に作成したV2 Workspacesは、同期無効環境では端末ごとのローカルデータになる
Workspacesを複数人で共有している場合や、複数端末で利用している場合は、移行後の共有・同期状態を確認してください。
セキュリティ更新のため最新版を維持する
Microsoftのセキュリティ更新情報では、Edge 150.0.4078.48にChromiumプロジェクトの最新セキュリティ更新が取り込まれたと案内されています。
現時点のMicrosoft公式ページでは、Edge 150.0.4078.48について、修正件数やEdge固有のCVE一覧は掲載されていません。
修正件数だけで危険度を判断せず、Edgeを利用できる最新バージョンへ更新し、再起動まで完了させることを優先してください。
WebView2のダウングレード機能は企業管理向け
Edge 150では、企業管理端末向けに、WebView2アプリを一時的に以前のランタイムへ戻す「DowngradeVersion」ポリシーも追加されています。
これは、WebView2の更新後に業務アプリで重大な回帰が発生した場合に、管理者が対象アプリ単位で一時的にN-1またはN-2へ戻すための機能です。
一般利用者がEdge本体を自由に古いバージョンへ戻すための機能ではありません。ドメイン参加またはMDM登録された企業管理端末が対象です。
偽のEdge更新通知に注意する
Webサイトの広告や偽警告画面で、「Edgeが古い」「セキュリティ更新が必要」「今すぐダウンロード」などと表示される場合があります。
Edgeの更新は、次のいずれかの公式経路から確認してください。
- Edgeの「Microsoft Edgeについて」画面
- Windows Update
- Microsoftの公式ダウンロードページ
- 会社や学校の管理者が指定した配布方法
広告経由のインストーラー、非公式更新ツール、出所不明のダウンロードサイトは使用しないでください。
偽警告画面が表示された場合は、パソコンで「ウイルス感染しました」と警告音が出た時の確認ポイント|電話しない・画面を閉じる・再起動後に見ることも確認してください。
よくある質問
Edge 150に更新しましたが、Googleアカウントが表示されません
Googleアカウントによるサインインは段階的に提供されています。Edge 150へ更新済みでも、すぐに表示されない場合があります。
会社や学校のPCでは、管理者がNonMicrosoftAccountSignInEnabledポリシーで無効化している可能性もあります。
MicrosoftアカウントからGoogleアカウントへ変更する必要がありますか?
変更する必要はありません。Googleアカウントは新しく追加された選択肢であり、Microsoftアカウントによるサインインも引き続き利用できます。
macOS 12ではEdge 150がすぐ使えなくなりますか?
Edge 150が直ちに起動できなくなるという案内ではありません。ただし、Edge 151以降はmacOS 13 Ventura以上が必要になるため、今後の更新継続について確認が必要です。
Edge 150では300件以上の脆弱性が修正されたのですか?
Microsoft公式のEdgeセキュリティ更新ページでは、150.0.4078.48について具体的な修正件数を示していません。
公式に確認できるのは、Chromiumプロジェクトの最新セキュリティ更新を取り込んだという内容です。本記事では修正件数を断定しません。
Edgeのサイドバー自体がなくなるのですか?
Microsoftが廃止予定として案内しているのは、サイドバーのアプリ一覧です。現在固定されているアプリや関連ポリシーへ影響しますが、サイドバーに関連するすべての機能が同時に終了するとまでは案内されていません。
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- パソコンで「ウイルス感染しました」と警告音が出た時の確認ポイント|電話しない・画面を閉じる・再起動後に見ること
まとめ
- Microsoft Edge 150.0.4078.48は2026年7月2日に公開された
- GoogleアカウントによるEdgeへのサインインが段階展開されている
- Microsoftアカウントが不要になったわけではない
- 会社や学校のPCでは、個人アカウントを無断で追加しない
- macOS 12 MontereyはEdge 150が最後の対応メジャーバージョン
- Edge 151以降はmacOS 13 Ventura以上が必要
- サイドバーアプリ一覧は今後廃止される予定
- WorkspacesはV2アーキテクチャへ移行する
- Edge 150にはChromiumプロジェクトの最新セキュリティ更新が含まれる
- 更新はEdgeの公式画面から行い、再起動まで完了させる
まずは「Microsoft Edgeについて」を開き、現在のバージョンと再起動待ちの有無を確認してください。