USDJPY 2024年5月6日(月)相場の状況と今後の見通し
はじめに
USDJPY 2024年5月6日(月)の為替展望を記載します。
注目点は、先週160円を超えて進んだ円安後に日銀介入(仮)だと考えられる動きで円高にややなり、円安側は160円を目安になります。また、本日5/6(月)は日本が祝日のために、日本時間の取引量が少なく、再び、日銀介入(仮)の警戒が継続されます。
USDJPY 月足
白線が25月移動平均線、赤線が75月移動平均線、緑線が200月移動平均線です。
月足の現在は、上昇トレンド中で、意識されているのは2か所。
1か所目はアベノミクスでの一番の円安になった2015年6月につけた125.86円。2023年1月に戻りにもなっているので、ここを割らないことには週足の上昇トレンドは継続。
2か所目は、2022年9月~10月の日銀介入によって抑えた151.946円。2023年11月、12月にも上値チャレンジされたが、介入警戒と日銀会合待ちからの肩透かし発言やチャレンジング発言などで、戻りになったポイントです。三角持ち合いを超えてきたので、月足の下値は152円を下値にした動きになりそうです。
USDJPY 週足
月足は、週足でも少し触れましたが、151.946円を上値にした、2021年~2024年4月までの三角レンジを超えてきているので、上昇トレンド中です。超えたタイミングの前の、2024年3月19日に日銀はマイナス金利解除をかけましたが、多くの予想は円高になるとありましたが、予想とは反して既に織り込み済みであまり動きがないという反応になっています。
152円が直近の下値になり、強めのサポートのなると考えられており、週足の上昇トレンド終了も152円を割らないといけません。
この円安側への動きのけん制だと考えられる動きが、2024年4月29日~2024年5月1日にかけて、日銀介入だと考えられる動きがあり160円から一時期152円を割る動きになっています。先に記載の通り、週足の上昇トレンドをつぶすのであれば、もう少し介入が来そうな感じではあります。
USDJPY 日足
週足の三角持ち合いで引いていた線を上にずらした点線。ずらした個所は、三角持ち合いの抜ける1つ前の波の頂点。この点線が、ちょうど、2024年4月29日~2024年5月1日にかけて、日銀介入だと考えられる動きで意識されてローソク足が髭になっていることからも意識されそうです。直近は緑線の200日移動平均線を割っていないことからも日足の上昇トレンド継続は変わらず、この平行線の範囲内の上昇トレンドになりそうです。
投資判断は自己責任
投資者が、外国為替証拠金取引(FX)の投資判断にて誤り損失を被ったとしても、それは全て自らが負担するという原則のこと。常にリスクの伴う証券取引においては、投資家はそのリスクを十分理解したうえで、投資について調査・検討し、自らの責任の下で投資を行わなければならない。 また、当ページは、個人的な為替展望をまとめているだけで、特定の個人に向けての投資助言ではありませんので、いかなる場合においても、損失・利益が生じても関与しません。
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